チーム

〜未病のピースをはめる〜 

我々チームの最大の特徴は、未病を解明するために、富山大学の6学部と2つの部局の研究者で構成される未病研究センターおよび他大学と積極的に連携して、異分野融合研究を行っていることです。この未病研究は国の重点研究(ムーンショット型研究)の大型研究費を獲得しています。その費用を使用して、積極的に未病学の開拓に挑戦しています。

(*写真でマスクをしているのは、コロナ禍の時代ゆえ。2020〜2021年撮影)

小泉 桂一(教授)
学位:博士(薬学)、専門分野:免疫製剤学、和漢医薬学、未病学
異なる学問領域に送り出せるような和漢薬研究を目指しています。趣味はテニス、釣り、野球(下手の横好き)。家では、妻・長女・次女に囲まれ静かにしています。

赤木 一考(助教):研究テーマ1、2
学位:博士(理学)、専門分野:分子生物学、健康科学

ショウジョウバエを用いて、発生、老化の研究に従事してきました。

それらの経験を生かして未病研究に取り組みます。

趣味:バドミントン、キャンプ、登山、釣り。

竹谷 皓規(未病研究センター特命助教):研究テーマ1
学位:博士(理学)、専門分野:生体機能光学解析/生物分析化学
これまでラマン分光法を用いた大腸がんなどの非破壊生体解析研究を行ってまいりました。ラマン分光技術に新たにDNB理論を組み合わせ、未病状態解明を行っていきます。
趣味?:コロナ禍で体重が増えてしまい、減量のため自転車であちこち走り回ってます。

犬嶌 明子(未病研究センター特命助教):研究テーマ3、4
学位:博士(薬学)
和漢薬および食の研究を通して、ヒトは自然とどのように関わっていくのがよいか考えていきたいです。趣味:野菜作り、ピラティス、尊敬する人:福岡伸一、宮崎駿、南方熊楠

田原 旬(薬学科・6年):研究テーマ1
工学部卒の力を生かし、造血器腫瘍のラマン顕微鏡観察とDNB解析を行うことで、未病の解明を行っています。藤沢君とコンビを組んでいます。(小泉談)

金 英杰(薬学修士・2年):研究テーマ2
2022年10月に中国からの留学生として参加。漢方医学の医師、空手の有段者。ハエチームで、立派な研究者になってください。(小泉談)

深津 日向子(薬学修士・1年):研究テーマ2
健康寿命とGLS1の関係をショウジョウバエで明らかにしています。明け方まで、ハエたちと過ごしています。赤木組の未来は深津さんにかかっています。写真は卒論発表会(小泉談)

平石 亞希(薬学修士・1年):研究テーマ3、4
写真右、漢方薬から発見した新規免疫活性化ナノ粒子(ナノソーム)を研究しています。新たな食品やワクチンの補助剤(アジュバント)開発を目指しています。(小泉談)

青山 音哉(創薬科学科・4年):研究テーマ3、4
写真右、漢方薬から発見した新規免疫活性化RNA(BiND)を研究しています。研究大好きで、いつも実験室にこもっています。(小泉談)

木曽田 千咲(創薬科学科・4年):研究テーマ2
赤木組(ハエチーム)の新人。仕事が丁寧との高評価。自分のペースでゆっくりいきましょう。(小泉談)

越山 翔太(薬学科・4年):研究テーマ1
竹谷組(ラマンチーム)で多発性骨髄腫および免疫細胞のラマン測定を行ってます。一見物静かそうですが、原チャリで超遠距離まで行く強者。(小泉談)

大嶋 佑介(工学部 知能情報工学コース・准教授)
ラマン顕微鏡技術を使って、未病状態や細胞の状態変化の直前を検出する研究の指導を頂いています。五福キャンパスから来てくれています。(小泉談)

藤澤 典隆(理工学研究科理工学専攻・修士・1年)
大嶋先生の学生さん。竹谷先生、田原君と組んで、ラマン顕微鏡とDNB解析で、造血器腫瘍の未病を研究しています。自転車でどこまでも行きます。(小泉談)

和田 暁法(附属病院血液内科 副科長・医局長):研究テーマ1
ラマン顕微鏡を使って、造血器腫瘍の未病状態の検出に挑戦しています。バトミントン部卒です。小泉とは、自宅が近所で、研究と飲み仲間です。(小泉談)

卒業生

島田 諒(薬学科、2020年度卒業)
未病分野の創設時メンバーの重要人物。グルタミナーゼ 研究に尽力。研究、学業、スポーツも万能。弱点は、文章がギリギリ中学生レベル。これさえ完璧になれば!?(小泉談) 

鈴木 瑞帆(薬学科、2021年度卒業)
グルタミナーゼ阻害剤を医薬品に育てることが目標です。某教員の荒業で、共同研究先の企業の研究所にほっぽり込まれて、たくましく成長しました。(某教員談)

竹内 すずか(薬学科、2021年度卒業)
一見のんびりしてますが、のんびりしてます。でも、集中し出したら凄いです。漢方薬に含まれるナノソームの役割の解明は君にかかってます!(小泉談)

町田 雄大(薬学修士、2022年修了):研究テーマ2
代謝疾患におけるグルタミナーゼの役割をコツコツ研究しています。とても研究者向きです。新しい発見をして、未来を目指せ!研究室のまとめ役もよろしく。(小泉談)

山崎 萌絵(薬学科・2022年卒業):研究テーマ1
未病の解明を行っています。数学好きの薬学生。ラマン顕微鏡でwet研究、DNB解析でdry研究の二刀流。48時間連続顕微鏡観察を行える体力の持ち主。(小泉談)